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[本]ストライクゾーン
あくまでゲーム本位のBlogにしようと思って始めたのに
気がつけばできた「本のこと。」というカテゴリ。

今更プロフィールに足すのもなぁ、と思いつつ
簡単に書いてみようかなぁ、と。
好物は、本格ミステリです。
でも、サスペンスもハードボイルドも好んで読みます。
っていうかハードコアSFもサイバーパンクもスペオペも
各種ファンタジーも読みます。
シンプルにいえば雑食ってやつですね(笑)
時代劇もキライじゃないのです。
あの様式美は美しい(*ノノ

ただ……なぜかトラベルミステリはダメなんです(・・`)
で、思い入れのある本を上げると本格(?)ミステリばかりです。
その筋でよく問われる4択、
ホームズかクリスティかクイーンかカーか、で問われれば
迷うことなくクリスティです。

個人的には、ミステリといえど小説であることを求めているわけです。なので「何度も読みたい!」と思えるものでないとなぁ、と。
純パズラーには、初読で「すごいっ!」と思い、再読で「あぁ、確かにそう書いてある……」と思うこともあるわけですが、大抵はそこで終わってしまうことが多くて。
他方、あまりフェアかアンフェアかにこだわる性質ではないので、グレーゾーンもかなり黒もいいところ! という仕掛けもOK(`・・)b といってしまえるわけです(笑)

というわけで、定番ですが……墓まで持っていきたい本5選を。
(一応、タイトル&感想でググってみました)

夏と冬の奏鳴曲』(麻耶雄嵩)
私的国内モノ永遠のNo.1です。
一言でいうと「美しい」小説です。本格かどうかとか仕掛けがどうか、ということよりも、描写の美しさを堪能したい、してもらいたいところ。作中の仕掛けのフェア/アンフェアか、本格なのか変格なのか、なんて問題は些細なものです。どうでもいい。
ただ、書いてあること是として情景/場景を想い浮かべることができたなら、それだけで満足です。


と、大絶賛しますが。
ものすご~~~く、アクが強くてクセのある文章なので実は、よほどでない限り薦めたりしていません(ぁ
感想をググっているのは、判断はここを見てからどうぞ、というわけです(笑)

白夜行』(東野圭吾)
こちらはもう完全に立ち居地を確立している作家から。
『容疑者Xの献身』と迷ったりもしたのですが、自分の中でのエポックメイキングという面からこちらをチョイス。
(なんとなく1作家1作しばりなわけです)
正直、ドラマ化に反対だったりするのですが……
ただドラマにはしやすいだろうなぁ、とも。
『幻夜』という同じ仕組みのタイトルがあったりするのですが、どちらを再読しても、やっぱり『白夜行』はネ申という感想が。

まさにタイトル通りの印象を受けるタイトルです。
ものすごく曖昧模糊として不確かで。作中の人物の不安が読み手に伝わるかのような。こういう書き手をして「人間が書けていない」と断じた大御所の駄文書き(めずらしく強弁しています)は、いったい何を読んだのだろうか、と。もしもまだ読んでいないなら、ドラマでヘンなオチを付けられる前に読むことを薦めたい! という1品です。

『震源』(真歩裕一)
この人は『ホワイトアウト』が一人歩きしてしまった印象もあるのですが……
個人的には、このタイトルを挙げたいかな。
乱歩賞を受賞した『連鎖』から「小役人シリーズ」と俗に呼ばれる一連の作品が好きです(*'-'
(マイナー省庁の下級役人が繰り広げるハードボイルドワールド!)
この人の魅力は、徹底した取材から組み上げるリアリティ溢れすぎる世界です。どこまでが現実の話でどこからがフィクションなのか。世界観においては本当に切れ目がないので、小さなシーンにすら迫力があります。
それをダイナミズムのほうへ寄せていくと『ホワイトアウト』にいたるわけです。
『震源』は、一連のシリーズのなかでは一番地味で、そしてムダにスケールが大きく、最後は笑えるぐらいのオチです。
でも、それがいい。どこか鄙びて古臭い雰囲気がカッコいいのです!
シンプルにエンタテインメントに徹した『奪取』のほうが、一般には受けると思いますが。それでも、思い入れで私は『震源』を推してしまいます。ただし、これは一連のシリーズを読んでいるから、です(・・`)
(実は『枯れた樹々の下で』も好きでして……(*ノノ)

はじめてのしんぽゆういち には向かないので、素直にプッシュするなら『奪取』をどうぞ、と(笑)

アイルランドの薔薇』(石持浅海)
新しめの作家から、旬になりつつある人ですが。
とにかくこの1本で惹きつけられました。
映画みたいにシーンを描きあげる作家です。
もう、魅せるべきシーンでバツグンに魅せてくれるのです。
全体にセピアがかったイメージが、少し古い映画を思わせる雰囲気に
驚くぐらいキレイにはまります。
『水の迷宮』もものすごく美しいラストだったけれど……
それでも、作品全体でかもしだすイメージの美しさにはかなわない。

現在は、いろいろ試行錯誤して新しい路線を探しているようにも感じます。
個人的には「なぜか」としか思えない、このミス2位への大躍進もありました。
でも、あんまり技巧とかにこだわらず、この持ち前の描きあげるシーンの美しさを大事にしてほしいなぁ、と思います(・・`)

そして二人だけになった』(森博嗣)
最後、迷ったけれどこのタイトルを。
なんといってもこのタイトルですしね!(笑)
いあ、ホントはオリエント急行にしようと思ったのですが……
ここまできたら国内モノで! と(笑)

それはそれとして。
『すべてがFになる』は本当に衝撃的でした。
こんな文章があるのか! こんなミステリがあるのか!
という感じで。
現在はキャラクター小説に近づいているシリーズですが、
最初は本当にすごかったのです。
でも、1番を選ぶとしたらこのタイトル。
なぜか、読了したあと鳥肌が収まらなくて。
そのまま再読開始(私の手元にあるのはハードカーバーの初版です)、
まさに寝食忘れて読んだ記憶が。
というわけで、読書体験ではトップクラスの興奮がありました。


というわけで、5冊です。
『鴉』(麻耶雄嵩)もいれたかったけれど、1作家1本しばりですから(笑)
これは伝奇ミステリの最高峰だと思っています。
色合いが美しすぎる。

あとは作家の羅列になりますが……
藤原伊織:デビュー作の『テロリストのパラソル』でコロリ。北方謙三がハーレクイン!のような(ありえないたとえですが)、そんなちょっち古臭いセンチメンタリズムなのですが。それでもウェットさを感じさせないのが。
福井晴敏:『亡国のイージス』以来すべて読んでいます。私ぐらいの世代がわかりやすいカッコよさを、そのまま文章にしていますよね! まぁその年齢がバレるのであまり深くいえませんが(笑)
伊坂幸太郎:『鴨とアヒルのコインロッカー』かな、最初は。ここ数年ものすごい注目カブなのですが。『魔王』『砂漠』よりは『死神の精度』かなぁ。『重力ピエロ』が好きです。が! やっぱり『陽気なギャングが地球を回す』が要注目ですよね!
舞城王太郎:ものすごくツボにハマってしまった作家です。あの独特のセンスは、読んでみてほしい。

このヘンがデフォ買い作家っていうところですか!

まだまだあったりもするのですが……
これ以上長いとつらいですよね(・・`)
というわけで、ここらで!
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2006/01/07 22:59 | 本のこと。 | Comment(2) | Trackback(0) | pagetop↑
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コメント
>>かひみさん
同士発見!

藤木凛は、すごくキレイな世界描くから好きです! 朱雀十五のシリーズも読んでいるのですが……『スクリーミング・ブルー』がキレイでした。
装丁もすっごいキレイで、かなり大事に保管してたりします(*'-'

高村薫は、ベタに『神の火』『マークスの山』あたりでガンガンに転んだ記憶がががっ!

そして京極は……ちょうど時期的に国内モノを読み始めた時期なので、当然読んでます(`・・)b
ふぇいえ * URL [編集]2006/01/13 09:04
麻耶雄嵩好きなのですね!
麻耶雄嵩の名前見て、「うはwwwきたこれwww」と思ったのは内緒(´・ω・`)メルカトルシリーズは昔よく読みましたよ~。夏と冬~を読んでいたとき、丁度風邪ひをひいていて、如月のせいで夢で魘された記憶があります・・・。如月怖いよぅ(つД`)
自分は京極・高村・藤木作品をよく読んでました~。
藤木稟の「黄泉津比良坂」好きです(*´д`)
かひみ * URL [編集]2006/01/13 04:01
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